出張先での雑記帖



福島県 郡山市


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2015年 11月28日(土) 福島(郡山)


<ぶらり郡山>

安積開拓 :激動の明治、新しい日本の象徴として行われた国家事業

幕末そして、明治維新。
一部の武士により大きな変革を遂げた日本。
一方、戊辰戦争に敗れ、賊軍の汚名を被った東北地方。
武士の世が崩れ去り、新しい国づくりが始まった。
そして、東北開発の先駆けとして選ばれたのが、ここ郡山の「安積野(あさかの)の地」。
江戸時代末期に、宿場町となり、人々が集い始めた郡山。
しかし、人口は、その時5,000人。
周辺は、農家のための秣場(まぐさば)や荒れた原野が広がっていた。
もともと、水利が悪かったこの地に、山を越えて、猪苗代湖から水を引いた、
安積疏水(あさかそすい)の開さく事業。
実に、延べ85万人の人々が携わり、3年の月日を費やした大事業でした。

現在、東北地方をリードする都市までに成長した人口約34万人の中核市
「郡山市」の礎、それが「安積開拓」。



隆仙坊
古い民家を利用したそば処。
そばは毎朝石臼でひいた、
ひきたて、打ちたて、ゆでたての「三たてそば」。


2色そばせいろ

野口英世記念館

平成27年4月にリニューアルされました!



開成館
1874年に区会所(郡役所の前身)
として建設された擬洋風建築。
安積開拓の核である福島県開拓掛の
事務所が置かれていた。
1876年、1881年の明治天皇東北行幸の際には、
行在所や昼食会場として使用されている。
福島県指定重要文化財および
経済産業省認定近代化産業遺産。

安積歴史博物館
国指定の重要文化財である
「旧福島県尋常中学校本館」の建物内を
一般公開する形で運営している博物館。
震災で壁が崩れ落ちるなど
大きな被害を受け
、しばらく復旧工事を行っていたが、
2013(平成25)年10月から
仮オープンの形で公開が再開された。