<ぶらり郡山>
安積開拓 :激動の明治、新しい日本の象徴として行われた国家事業
幕末そして、明治維新。
一部の武士により大きな変革を遂げた日本。
一方、戊辰戦争に敗れ、賊軍の汚名を被った東北地方。
武士の世が崩れ去り、新しい国づくりが始まった。
そして、東北開発の先駆けとして選ばれたのが、ここ郡山の「安積野(あさかの)の地」。
江戸時代末期に、宿場町となり、人々が集い始めた郡山。
しかし、人口は、その時5,000人。
周辺は、農家のための秣場(まぐさば)や荒れた原野が広がっていた。
もともと、水利が悪かったこの地に、山を越えて、猪苗代湖から水を引いた、
安積疏水(あさかそすい)の開さく事業。
実に、延べ85万人の人々が携わり、3年の月日を費やした大事業でした。
現在、東北地方をリードする都市までに成長した人口約34万人の中核市
「郡山市」の礎、それが「安積開拓」。
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隆仙坊 |
古い民家を利用したそば処。
そばは毎朝石臼でひいた、
ひきたて、打ちたて、ゆでたての「三たてそば」。

2色そばせいろ |

野口英世記念館 |
平成27年4月にリニューアルされました!

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開成館 |
1874年に区会所(郡役所の前身)
として建設された擬洋風建築。
安積開拓の核である福島県開拓掛の
事務所が置かれていた。
1876年、1881年の明治天皇東北行幸の際には、
行在所や昼食会場として使用されている。
福島県指定重要文化財および
経済産業省認定近代化産業遺産。
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安積歴史博物館 |
国指定の重要文化財である
「旧福島県尋常中学校本館」の建物内を
一般公開する形で運営している博物館。
震災で壁が崩れ落ちるなど
大きな被害を受け
、しばらく復旧工事を行っていたが、
2013(平成25)年10月から
仮オープンの形で公開が再開された。 |